「ガレージにシャッターが必要なのか」と疑問に感じている方もいらっしゃるでしょう。インナーガレージに車を置いておけば、シャッターがなくともある程度の雨風をしのぐことができます。しかし、防犯性や外からの見栄えという点では不十分です。
そこで今回は、ガレージにシャッターを設置する4つのメリットをくわしく解説していきます。ガレージのリフォームやシャッターの取り付けにお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にシャッターの設置を検討してみてください。
ガレージにシャッターを設置するメリット
以下では、ガレージにシャッターを設置することで得られる4つのメリットを解説します。ガレージはコツを押さえて使用すれば、利便性のある趣味の空間に仕上げることができます。
車体を守る
ガレージ内に置かれている車の安全性はシャッターの有無により大きく左右されます。シャッターのない開放的なガレージは、車の出し入れが簡単です。しかし、雨風による泥や枯れ葉、ほこりといった汚れから完璧に車体を守ることはできません。ガレージの出入口にシャッターを設置することで、悪天候や災害による被害を最小限に抑えることができるでしょう。きれいな車体を長く維持するためには、ガレージ用のシャッターは必須だといえます。
防犯性を高める
シャッターの設置されていないガレージはだれでも簡単に侵入が可能です。ガレージ内に侵入され車上荒らしをされてしまったり、車にいたずらをされてしまったりといった被害も見られています。シャッターを設置することで天候などによる被害はもちろん、こういった人災による被害を防止する効果も期待できます。シャッターが閉まっているだけで、ガレージ内への侵入は困難になるでしょう。
中の様子が見えなければ、「誰かいるかもしれない」と犯行を思いとどまらせることもできます。また、シャッターのリフォームを行う際に、警備会社によるホームセキュリティの導入も一緒に行っておくとより安心です。
趣味の部屋を作ることができる
シャッターを設置することでガレージの外と中を区切り、1つの部屋のような空間を作ることができます。「休日に愛車やバイクをガレージ内でお手入れする」という、車・バイク好きの方の多くが憧れる趣味の時間を実現できるのです。シャッターを閉めてしまえば、周りの目も気にせずにお手入れに集中できます。メンテナンス道具の収納はもちろん、インテリアにこだわってあなただけのガレージを作ってみてはいかがでしょうか。
外からの見栄えが良くなる
外から家を見る人には、玄関や外装などが家の印象を決定します。外から散らかったガレージが目に入ってしまえば、家全体の印象を下げてしまう可能性もあるでしょう。シャッターを設置することで、散らかったガレージ内を外部の目から隠すことができます。また、外壁とフラットになることで家全体の統一感も演出できます。外からの家の見栄えを良くするためにも、ガレージシャッターは有効に働くといえるでしょう。
シャッターの種類
ガレージに設置するシャッターは収納形式の違いによって2種類に分けることができます。以下では、それぞれの特徴を解説していきます。
巻き上げ方式
巻き上げ方式のシャッターは、上部に設置されたケースの中に持ち上げたスラットを巻き取ることで収納しています。巻き上げ方式のシャッターは、上下式シャッターとして最も有名な形式です。多くの方がシャッターと聞くと思い浮かべる形式でしょう。コンパクトに収納できるため、天井に照明を取り付けることが可能です。
ただ、開閉を行う際の音が目立ちやすいというデメリットがあります。深夜に車で出かける際には近隣の方の迷惑にならないように配慮が必要です。
オーバースライディングドア方式
オーバスライディング方式のシャッターは、ガレージの壁や天井に沿ってスラットが収納される形式のシャッターです。開閉を行う際に騒音が目立ちにくいという特徴があります。ただ、収納の際に天井のスペースを多く必要とするため、ガレージ内の照明は壁に設置しなければなりません。壁に照明を取り付けた分、駐車スペースが狭くなってしまうでしょう。オーバスライディング方式のシャッターを設置したい方は、事前にガレージ内のスペースに余裕があるかどうかを確認しておきましょう。
まとめ
家全体の見栄えにこだわりたいという方は、ぜひガレージシャッターの素材にもこだわってみてください。一般的なスチールやアルミでも良いですが、ステンレスや木といった素材を使用したシャッターは高級感や独特の風合いを演出してくれます。ガレージにシャッターを設置する際には、外装全体の雰囲気に合わせた素材を選んでみてはいかがでしょうか。
「有限会社十五屋硝子建材」では、シャッターの取り付けリフォームやカーポートの修理など、大切な車を守るためのお家のリフォーム・修理を承っております。デザインや予算に合わせて適切な提案をいたしますので、まずはお気軽にご連絡ください。
