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防音窓の設置リフォームで静かな生活環境を!種類や特徴について解説

防音窓の設置リフォームで静かな生活環境を!種類や特徴について解説

家の近くに国道が通っていたりすると、外の騒音が気になって、ゆっくりくつろげなかったり睡眠にも影響を及ぼします。家では静かな環境で過ごしたいものです。また、自宅のペットの鳴き声や楽器の音で、近所に迷惑をかけたくないこともあるでしょう。

防音対策としては、防音窓を設置するリフォームを行うのがおすすめです。本記事では、防音の基礎知識や防音窓の種類・特徴などについて解説します。

防音・遮音・吸音とは

騒音をテーマにした時、よく使われる言葉が「防音」です。それと関連した言葉に「遮音」と「吸音」があります。それぞれどのような違いがあるのでしょうか。

防音とは

音が、外から室内、または室内から外へ移動するのを防ぐことを防音と呼び、その具体的な方法として遮音と吸音があります。

遮音とは

遮音とは、空気中から伝わってくる音を跳ね返して、音を遮断することです。遮音性が高いほど、音をよく跳ね返して音の透過を防ぐのですが、同時に室内の音も反響させてしまいます。コンクリートや鉄板など密度の高い素材ほど、遮音性がよくなります。

吸音とは

吸音は、音楽室の有孔ボード(細かい穴がたくさんある壁)を思い出していただけるとイメージしやすいでしょう。細かい穴に音を取り込み、音の反射や透過を防ぐのが、吸音です。

防音対策には防音窓のリフォームがおすすめ

伝ってくる音には、2種類あります。建物自体から伝わってくる音と、空気の振動で伝わってくる音です。音の大半は空気を伝わり、サッシの隙間や窓ガラスから侵入してきます。そのため、防音対策には防音窓のリフォームが最も効果的です。窓の気密性が高まるので、防音効果だけでなく、断熱による節電効果も得られるというメリットがあります。さらに、結露対策や防犯対策にもなります。

家で快適に過ごせる音量レベルは

一般的に家で快適に過ごせる音量レベルの目安は、日中で45dB(デシベル)以下、夜間だと35dB以下とされています。うるさく感じるのは、約65dB以上からです。それぞれの音量レベルを具体的な環境で示すと、図書館や静かなオフィスが40~50dB、ささやき声や鉛筆の執筆音は30dBです。デパートの店内や騒々しい街頭が60~70dBに相当します。

防音窓の設置リフォームの種類

防音窓のリフォームには大きく分けて3種類あります。それらは、既存の窓の内側にもうひとつの窓を設置する方法(内窓)、同様に外側に設置する方法(外窓)、防音ガラスに取り替える方法です。遮音性もそれぞれに異なり、内窓は40dB以上、厚さ6mmの防音ガラスは約30dBの減音効果があります。ちなみに、普通のガラス窓は20dB程度です。使用される防音ガラスにも、いくつかの種類があるので、詳しく見ていきましょう。

内窓(二重サッシ)設置リフォーム

既存のサッシの内側に、新たな防音サッシを取り付け、窓ガラスを二重にするのが、内窓設置リフォームです。マンションなどの集合住宅では、外部建具を変更できず、外窓を取り付けることができないため、内窓を設置することになります。戸建てでは内窓、外窓のどちらの設置も可能ですが、施工がより簡単な内窓設置のほうが人気です。

防音のメカニズムは、2枚の窓の間に空気の層を設けることで、外から入って来た音がその2枚の窓の間で遮音し合い、防音効果を生むというわけです。また、同時に断熱や結露防止の効果も得られます。さらに、三重サッシにすれば、その効果もより高まります。

外窓(二重サッシ)設置リフォーム

外窓設置リフォームは、既存のサッシの外側に、さらに防音サッシを取り付け、窓ガラスを二重にする工法です。注意点としては、家の外観が変わってしまうことと、家の外から作業するので、2階以上の施工には足場を組む必要がでてくることです。また、ガラスの重量によっては施工できない場合があります。

防音ガラス(複層ガラス)設置リフォーム

防音効果のある合わせガラスに取り替えるリフォームです。ガラスに厚みがあるほど、防音性能が良くなります。防音ガラスには、2枚のガラスの間に防音フィルムを挟み込んだ「合わせガラス」と、同所に中空層を設け、その中にアルゴンガスや空気を封入した「ペアガラス」の2種類があります。

内窓や外窓を設置する場合、横引き窓(スライドして開け閉めする最も一般的な窓)以外の施工できないタイプの窓がありますが、防音ガラスは、あらゆるタイプの窓と交換できるのがメリットです。

まとめ

騒音が長期間続くと、心臓病や精神疾患にかかるリスクが高まります。快適な生活環境や健康のためにも、防音窓のリフォームは必要でしょう。たとえば、交通量の多い道路の音量は約70dBです。内窓設置のリフォームをして40dB程度減音できれば、夜間、家の中で快適に過ごせるとされる35dBより静かになります。

「有限会社十五屋硝子建材」は、ガラス工事業・内装仕上げ工事事業を通じ、1968年(昭和42年)よりお客さまのご要望にお応えしております。施工例としては、各種ガラスやシャッター設置工事・水回りや外構のリフォームなど幅広いものです。弊社「有限会社十五屋硝子建材」の特徴は、自社職人による丁寧な仕事と、誠実なご提案です。また、工事費用も通常、見積金額のままのご請求となります。建物まわりの修理やリフォームなどご検討でしたら、ぜひご相談ください。

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